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不妊治療 検査シリーズ~第4回ホルモン検査~

2026.7.27
お知らせ
生殖技術部門より

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□ホルモン検査ってどんな検査?□

前回は精液検査についてご紹介しました。今回は、ホルモン検査についてお伝えします。

ホルモン検査とは
ホルモンは、体のいろいろな働きを調整する『体の中の伝令役』です。
不妊治療では、血液中のホルモンの量を測定し、その結果から排卵や卵巣、子宮の働きを評価します。

ホルモン検査でわかること
ホルモンにはそれぞれ役割があり、調べるホルモンによって分かることが異なります。

◎卵胞の発育や卵巣の状態をみるホルモン

• FSH(卵胞刺激ホルモン)
• LH(黄体形成ホルモン)
• E2(エストラジオール)

これらは、卵胞の発育や排卵に関わるホルモンです。値を確認することで、卵巣機能や卵胞の発育状態を評価する参考になります。

◎排卵後の状態をみるホルモン

• プロゲステロン(黄体ホルモン)

排卵後に分泌されるホルモンで、排卵が起こっているかを確認する参考になります。

◎その他のホルモン

• プロラクチン(乳汁分泌ホルモン)
• 甲状腺ホルモン(TSHなど)

なぜホルモン検査をするの?
女性ホルモンの値は月経周期に合わせて変化します。
排卵や月経が起こるように、その時々でホルモンの役割が違うため、ホルモン検査では、『いつ採血するか』がとても大切です。目的に合った時期に検査をすることで、排卵や卵巣の働きをより正確に評価できます。例えば、月経開始後の時期には卵胞の発育具合を確認し、排卵後には黄体機能の状態を確認します。

ホルモン検査の結果から治療方針を考える
ホルモン検査の結果だけで治療方針が決まるわけではありません。
年齢、AMH、超音波検査の結果、卵管の状態、精液検査の結果など、さまざまな情報を合わせて総合的に判断します。
また、これらの検査は単に「異常があるかどうか」を調べるものではありません。ホルモン検査は、妊娠しやすい体づくりに必要な情報を得るための大切な検査です。適切なタイミングで検査を行い、その結果をもとに、お一人おひとりに合った治療をご提案します。

検査結果について不安や疑問がある場合は、診察の際にお気軽にご相談ください。

◎関連情報◎
・不妊治療 検査シリーズ
~第1回AMH~
https://www.ivfosaka.com/news/18039.html
~第2回子宮卵管造影検査~
https://www.ivfosaka.com/news/18048.html
~第3回精液検査~
https://www.ivfosaka.com/news/18055.html
・甲状腺ホルモン検査について(2023年3月14日掲載のお知らせ)
https://www.ivfosaka.com/news/11976.html