□精液検査ってどんな検査?□
前回は子宮卵管造影検査についてご紹介しました。今回は、精液検査についてお伝えします。
精液検査とは
精液検査は、精液中の精子の状態を調べる基本的な検査です。採取した精液を顕微鏡で観察し、精子の数や動き、形などを評価します。検査は、ご自宅で専用の容器に採取していただき、決められた時間内にクリニックへご提出いただきます。
精液検査でわかること
精液検査では、主に以下の項目を確認します。
• 精液量
• 精子濃度(精液中にどのくらい精子がいるか)
• 運動率(精子がどの程度動いているか)
• 正常形態率(正常な形をした精子の割合)
これらの結果から、精子の状態を総合的に評価します。
なぜ精液検査をするの?
不妊の原因は女性側だけにあるとは限りません。男性側の要因が関係している場合や、女性側・男性側の両方に原因がある場合もあります。
そのため、不妊治療では女性の検査だけでなく、男性の検査も早い段階で行うことが大切です。
男性側の状態を把握することで、ご夫婦それぞれに合った治療方法を選択しやすくなります。
精液検査の結果から治療方針を考える
精液検査の結果だけで治療方針が決まるわけではありません。
年齢、卵巣の状態、排卵の状況、卵管の通過性など、さまざまな情報を合わせて、ご夫婦に合った治療方法を考えていきます。
また、精液所見は体調や睡眠不足、発熱、ストレスなどの影響を受けることがあり、一度の検査だけでは判断できない場合もあります。必要に応じて再検査を行うこともあります。
検査について不安や疑問がある場合は、診察の際にお気軽にご相談ください。
◎関連情報◎
・不妊治療 検査シリーズ
~第1回AMH~
https://www.ivfosaka.com/news/18039.html
~第2回子宮卵管造影検査~
https://www.ivfosaka.com/news/18048.html
・精液の酸化ストレス(2020年5月18日掲載のお知らせ)
https://www.ivfosaka.com/news/6610.html
















