本格的な冬が到来しました。今年は不要な外出を避ける傾向にあるため、室内で過ごす時間が多くなり、間食も増えていませんか？

肥満は不妊治療に大敵です。妊娠しやすいBMI（体重 kg/身長 ㎡で算出） は、一般的に21～24くらいと報告されています。BMI 25を超えると妊娠率が低下し周産期合併症が増加するとの問題も指摘されていますので、妊娠前に適正体重に近づけることが望まれます。

「冬は痩せにくい」というイメージを持っている方も多いかもしれませんが、冷えから身体を守るために体内では熱を発するようになるため、実は1年で1番基礎代謝が上がる時期＝ダイエットに適した季節だともいわれています。ただし、同時に脂肪も蓄えやすい時期でもあるので、カロリーを摂りすぎてしまっていては、当然ながら痩せることはできません。
これからクリスマスやお正月とイベントも多く、いつもよりカロリーを取りすぎてしまいがちになるので注意が必要です。冬は基礎代謝が上がるので、食事の量を抑えて運動量を増やすことでダイエットができます。寒いとからだを動かさなくなりがちなので、意識的に運動することを心掛けると良いですね。例えば、エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使うようにする。一駅ほどなら歩くといったできることから始めて、こまめに動く癖を習慣化するのも良いでしょう。
また筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、痩せやすい体質になるといわれています。なので、体重が落ちにくい方は、筋肉量を増やすことを意識したダイエットが必要かもしれません。筋肉はこまめにからだを動かしているだけではつかないので、筋トレをする必要があります。スクワットやプランクなど、自分に合った筋トレ法を試してみてください。

冬にダイエットをするうえで大切なことがもうひとつあります。それはからだを冷やさないことです。からだが冷えてしまうと血流が悪くなるので、代謝の低下やむくみが引き起こされてしまいます。体を温める食材をバランスよく取り入れて、痩せやすい身体作りを目指しましょう。

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