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自律神経と身体の関係

2019.4.15
お知らせ
統合医療部門より

通院中の患者様へ

身体の不調があって病院で検査しても特に異常がないという時、医師に自律神経です、と言われる事はないですか?
自律神経という言葉をあちらこちらで聞きますが、どこにあるのでしょうか。
それは皆さまの血管の周りに存在しています。
私たちの身体と心にストレスがかかると自律神経のうちの交感神経が過緊張になり、血管を締め付けます。細くなった血管を一気に血が流れようとするので、血圧や心拍数が上がったりします。活動時には体のこのような働きが必要になりますので、ストレスというのは悪者ではありません。
更に活動期は、骨格筋が活躍しますので、血は骨や筋肉に大量に流れていき、逆に皮膚や消化器系や手足先に少なくなります。
ストレス状態に長くさらされると高血圧や、頭痛・肩こり・めまい・たちくらみ・冷え・便秘・下痢などの原因にもなります。ひどくなると生理が止まってしまう、ED(勃起障害)、円形脱毛症や胃潰瘍などを引き起こすこともあります。
ストレスが目に見えないので意識して心のメンテナンスも行うようにしましょう。
当院の統合医療部門では、心理ファーストインタビューやカウンセリングにて、そのメンテナンスの仕方を患者様に提供しています。数々の心理療法の中で、自分でできる事が特徴である「自律訓練法」もお勧めの一つです。積極的に心理カウンセリングの利用をお薦めしています。

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