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topics:特別臨床研究、着床前診断(PGT)開始のお知らせ

2020.2.12
お知らせ
生殖技術部門より

ホームページをご覧のみなさまへ

日本産科婦人科学会は2020年1月より『反復体外受精・胚移植(ART)不成功例、習慣流産例(反復流産を含む)、染色体構造異常例を対象とした着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)の有効性に関する施設共同研究』を開始しました。
当院はその研究分担施設として正式に承認されています。

当院では、2008年から日本産科婦人科学会の『着床前診断の見解』に基づき、重篤な遺伝性疾患および夫婦染色体均衡型構造異常による習慣流産の着床前診断を実施できる施設として、数多くの実績を重ねてきました。
また、今回開始された研究の前身である『着床前診断(PGT-A)パイロット研究』に参加した全国4施設の1施設です。

今回の『着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)』は体外受精反復不成功症例、反復流産症例、染色体均衡型転座症例(PGT-SR)を対象としています。
対象に関する詳しい情報は福田院長のブログをご参照ください。

対象となる患者様には、治療の選択肢として診察で医師からお話しさせていただきます。
現在通院中でご自身が対象かどうかわからない方は、診察で医師にお尋ねください。

当院の患者様でない場合は、電話にてお問合せ頂ければご説明します。※)
問い合わせ先(IVF大阪クリニック 看護部 PGTチーム)
※) 詳細は診察にて医師からの説明が必要となります。

☆着床前診断に関する院長ブログもご覧ください☆

・PGT-A(PGS)着床前スクリーニングに関する会議(2019.7.21) こちら

・着床前受精卵染色体検査(日本産科婦人科学会特別臨床研究)の開始について こちら

・PGT-Aはどんな患者様が受けることができるか(適応) こちら

・PGT-A(旧PGS)の利点と欠点 こちら