スタッフ紹介

生殖技術部門

我々、生殖技術部門は卵子と精子を受精させ子宮に戻すまで、すなわち配偶子(卵と精子のことを言います)や受精卵が体外で過ごす全ての期間に対して責任を負っています。そして、実際にこの仕事を行うのが胚培養士です。(胚培養士の詳しいお仕事はこちらへ)胚培養士のレベルが体外受精の成績を左右すると言っても過言ではありません。レベルの高いクリニックには必ず質の高い胚培養士が在籍し、しっかりとした体外受精を行う培養室の管理がされています。

日本では、胚培養士の教育に統一した基準は設けられておらず、胚培養士の教育は施設間で大きな差があります。当院が他施設の培養室と差別化できるところは、日本人で唯一アメリカの体外受精培養室の管理責任者の資格を持つ院長の福田と、管理胚培養士である生殖技術部門長の水野が、協力して患者さまに質の高い生殖補助医療技術を提供するとともに、胚培養士の教育や培養室管理を行い、質の高い胚培養士の育成に努めていることです。安心してお越しください。(管理胚培養士とは日本卵子学会および日本生殖医学会が認定する資格で、培養室の設計、維持及び管理、胚培養士の指導並びに臨床医師への適切な助言などをおこないます。生殖補助医療に関する高度な知識と能力並びに倫理観が求められ、全国で水野を含め、いまだ数十名しか認定されておりません。関西で管理胚培養士が在籍するクリニックは極少数です。)

水野 里志
技師長
工学博士・生殖補助医療管理胚培養士

メッセージ

はじめまして、水野といいます。
皆様からお預かりする卵子と精子をベストのタイミングで受精させ、受精した胚をできるだけよい環境に保持する為にはどうしたらよいか常に考えています。
普段は培養室にいる為、お会いする機会は少ないと思いますが宜しくお願いします。

■得意分野
 品質管理、受精障害

■学会の役職など
2014~:日本生殖補助医療標準化機構 ラボ部門 副部門長
2013~:日本IVF学会雑誌編集委員
2009~:日本受精着床学会 ART施設あり方委員
2014:第17回日本IVF学会学術集会事務局
2010:第13回日本IVF学会学術集会事務局
2008:第11回日本IVF学会学術集会事務局
2008~2014:日本IVF学会事務局

学会活動

「卵丘細胞除去のタイミングが顕微授精後の胚発育に及ぼす影響」
(2015: 第33回日本受精着床学会)
「Comparison of vitrification devices for human embryos between open and closed system」
(2014:70th Annual Meeting of American Society for Reproductive Medicine)
「閉鎖系ガラス化保存法(Rapid-i法)の臨床成績」
(2013:第31回日本受精着床学会)
「How we can gain perfect results for Vitrification?」
(2013:Asia Pacific Initiative on Reproduction in India)
「Artificial oocyte activation for fertilization failure cases」
(2013:Asia Pacific Initiative on Reproduction in India)
「Rapid-iTMによる胚のガラス化保存および解凍法」
(2013:第18回日本臨床エンブリオロジスト学会)
「液体窒素非接触ガラス化法により凍結保存したヒト胚の発生能について」
(2012:第57回日本生殖医学会)
「Comparison of open and closed devices of vitrification for human embryos」
(2012:The 4th Congress of the Asia Pacific Initiative on Reproduction)
「ART培養室におけるQuality Assessment~リスクマネジメントの視点から~」
(2012:第30回日本受精着床学会)
「Morphology of meiotic spindles, chromosomes, microtubules and cortical granules in vitrified human metaphase II oocytes after thawing」
(2011:67th Annual meeting of the ASRM)
「MⅢ期で卵が発育を停止する受精障害からの出産症例」
(2011:第6回日本生殖再生医学会)
「MⅢ期で卵が発育を停止する受精障害症例への対応」
(2010:第13回日本IVF学会)
「受精しない症例からいかに良好胚を得るか」
(2010:第51回 日本哺乳動物卵子学会)
「ICSI後に繰り返しの人為的活性化処理を付加することで妊娠に至った受精障害症例」
(2009:第12回日本IVF学会)
「顕微授精後に複数回の人為的活性化処理を付加することで妊娠に至った受精障害症例」
(2009:第27回日本受精着床学会)
「顕微授精後に繰り返しの人為的活性化処理を付加することで妊娠に至った受精障害症例」
(2009:第50回日本哺乳動物卵子学会)
「体外受精における配偶子および胚の確認体制について」
(2009:第7回日本予防医学リスクマネジメント学会)
「ヒト卵子における凍結融解後の紡錘体、核および表層顆粒局在の変化」
(2008:第11回日本IVF学会)
「ヒト卵子における凍結融解後の紡錘体、核および表層顆粒局在の変化」
(2008:第4回日本生殖再生医学会)

松本 寛史
係長
診療放射線技師

メッセージ

生殖技術部門で私は子宮卵管造影に携わっております。
子宮卵管造影はすごく痛いという印象を持っておられる方がたくさんいらっしゃいます。当院ではX線透視下で卵管通過性を確認しながら検査を行います。通過性が悪く痛みが激しい場合も無理に検査を進めることはいたしませんので、ほとんどの方から思った程痛くなかったとのお言葉を頂きます。
医師・看護師と共に患者様に負担のかからない検査を目指しておりますので、どうぞ怖がらずに検査をお受けください。

■得意分野
 電子顕微鏡、低反応レーザー、子宮卵管造影

■学会の役職など
2014:第17回日本IVF学会学術集会事務局
2010:第13回日本IVF学会学術集会事務局
2013~2014:日本IVF学会雑誌編集委員会事務局
2010~2014:日本IVF学会事務局

学会活動

「前核期胚ミトコンドリアの形態に対する加齢の影響」~学術奨励賞受賞~
(2016: 第15回生殖バイオロジー東京シンポジウム
「Patient age related morphological changes in the mitochondria of human pronuclear stage oocytes」
(2016: The 6th Congress of the Asia Pacific Initiative on Reproduction)
「加齢に伴う卵巣機能・卵巣予備能の変化に対するBMIの影響」
(2015: 第14回生殖バイオロジー東京シンポジウム)
「Is high BMI>25 really detrimental to reproduction?」
(2015:IFFS/JSRM International Meeting 2015)
「The relationship of tubal status with ovarian reserve and pregnancy rate of cleaved embryo transfer」
(2014:The 5th Congress of the Asia Pacific Initiative on Reproduction)
「Tubal impairment influences the level of AMH and the implantation rate of cleaved embryo, but not blastocyst」
(2013:69th Annual Meeting of American Society for Reproductive Medicine)
「BMI (body mass index) influences clinical outcomes of frozen-thawed embryo transfer」
(2012:The 4th Congress of the Asia Pacific Initiative on Reproduction)
「Near-infrared low level laser alleviates temporal decline in sperm motility」
(2012:第4回日韓ARTカンファレンス)
「Influence of body mass index on clinical outcome of frozen-thawed embryo transfer」
(2011:第56回生殖医学会)
「近赤外低反応レーザーは精子運動性にどのような影響を及ぼすか」
(2011:第13回日本IVF学会)
「近赤外低反応レーザーが精子運動性に与える影響」
(2010:第28回日本受精着床学会)
「不妊症に対する低反応レーザー治療(LLLT)の有用性」
(2010:第5回レーザーリプロダクション学会)
「Transvaginal hydrolaparoscopy (THL), an effective method in evaluation of ovary reserve for premature ovarian failure (POF) patients」
(2009:卵巣に関する国際カンファレンス2009)
「原精液中精子の微細構造レベルでの解析」
(2009:第12回日本IVF学会)

稲場 美乃
副技師長
生殖補助医療胚培養士・臨床検査技師

メッセージ

皆様からお預かりする精子や卵子、受精卵のお世話をさせていただいております。
母体にお返しするまでの間、大切にお預かりいたします。
安心して治療を受けられるようお気軽にご相談ください。

■得意分野
 着床

学会活動

「閉鎖型デバイス(Cryotop CL)の開発と臨床成績」
(2016: 第57回日本卵子学会)
「着床障害症例に対する夫リンパ球免疫療法における妊娠予後の検討」
(2014:第59回日本生殖医学会)
「Influence of storage period of vitrified embryos on clinical outcome」
(2013:29th Annual Meeting of European Society of Human Reproduction and Embryology)
「凍結融解単一胚盤胚移植におけるレーザー孵化補助術の有効性」
(2012:30回日本受精着床学会)
「Conventional-IVFにおける精液処理開始までの至適時間の検討 ~運動精子濃度を基準として~」
(2011:52回哺乳動物卵子学会)

小林 亮太
副主任
生殖補助医療胚培養士

メッセージ

こんにちは。私たち胚培養士はお預かりした精子と卵子のお世話をさせていただいています。
より多くの方が元気なお子さんを授かることができるように、質の高い生殖補助医療を目指し日々努めております。
技術の進歩と共に様々な検査ができるようになりましたが、遺伝子検査や抗体検査など理解が難しい内容も増えております。
そんな技術も含めなるべく皆様にわかりやすい説明ができるよう努力しますので、お気軽にご相談ください。

■得意分野
 着床前診断、染色体

■学会の役職など
2014:第17回日本IVF学会学術集会事務局
2012~2014:日本IVF学会事務局

学会活動

「Follow-up study of babies born from ART with oocyte activation using calcium ionophore.」
(2015: 71st Annual Meeting of American Society for Reproductive Medicine)
「Incidence of mosaicism in chromosomally abnormal human embryos detected by array-CGH.」
(2014:The 5th Congress of the Asia Pacific Initiative on Reproduction)
「染色体異常を生じたヒト分割期胚の解析」~口頭発表部門 優秀発表賞受賞~
(2013:第54回日本卵子学会)
「当院における着床前診断症例についての検討」
(2012:第15回日本IVF学会)
「着床前診断における細胞固定法の検討」
(2011:第29回日本受精着床学会)
「非コードインプリント遺伝子Gtl2の欠損は、インプリント遺伝子Rtl1の発現に影響を及ぼす」
(2010:第6回日本生殖再生医学会)
「非コード遺伝子Gtl2の欠損はヒトおよびマウスで致死性を招く」
(2010:第13回日本IVF学会)

尾形 龍哉
副主任
生殖補助医療胚培養士

メッセージ

みなさんこんにちは。お預かりした大切な卵子、精子のお世話をさせていただいています。
お会い出来る機会は少ないですが、縁の下の力持ちとして少しでも皆様のお力になれるようお手伝いさせていただきますので、宜しくお願い致します。

■得意分野
 IVM

■学会の役職など
2012~:日本レーザーリプロダクション学会事務局

学会活動

「新しい閉鎖式胚ガラス化デバイスの検討」
(2015: 第33回日本受精着床学会)
「新規閉鎖式胚ガラス化デバイスの開発」
(2015: 第18回日本IVF学会)
「体外受精により出生した児のアンケートによる1歳半までの予後調査」
(2013:第58回日本生殖医学会)
「未成熟卵体外受精胚移植法における採卵当日の成熟卵への顕微授精の有効性」
(2012:第15回日本IVF学会)
「未成熟卵体外受精胚移植法における血中エストラジオール値と臨床成績の検討」
(2011:第52回哺乳動物卵子学会)

今田 絢子
リーダー
生殖補助医療胚培養士

メッセージ

初めまして、今田です。
みなさんに元気な赤ちゃんが授かり、笑顔で帰っていただけるように、精一杯頑張っていきたいと思います。
不妊治療は時間もかかり、精神的にも辛くなる事もあるかもしれませんが、気を張らずに前向きな気持ちで、私たちと一緒に頑張っていきましょう。

■得意分野
 IVM

学会活動

「ガラス化凍結法による胚の保存期間が臨床成績に及ぼす影響」
(2014:第13回生殖バイオロジー東京シンポジウム)
「未成熟卵体外受精胚移植法における採卵決定時卵胞径と臨床成績」
(2013:第16回日本IVF学会学術集会)
「The relationship between the number of retrieved oocyte and clinical outcome
in in vitro maturation, in vitro fertilization and embryo transfer (IVM-IVF)」
(2012:第56回卵巣に関する国際カンファレンス)
「未成熟卵体外受精胚移植法における採卵数と妊娠成立との関係」
(2011:第56回日本生殖医学会)
「LH surge induced by GnRH agonist achieves similar clinical outcome to HCG in in vitro maturation, in vitro fertilization and embryo transfer (IVM-IVF)」
(2009:25th ESHRE)

宮崎 友佳
リーダー
生殖補助医療胚培養士

メッセージ

皆さまこんにちは。私たちは、皆様からお預かりした卵子や精子のお世話をさせていただいております。
直接皆さまにお会いできる機会は少ないですが、卵子や精子について疑問があればお気軽にお声がけください。

学会活動

「治療法、年齢及び生殖補助医療と流産児染色体の関係」
(2012: 第53回哺乳動物卵子学会)
「治療法、年齢及び生殖補助医療(ART)と流産児染色体の関係」
(2012: 第57回日本生殖医学会)
「新鮮胚移植法により出生した児のアンケート調査結果」
(2011: 第56回日本生殖医学会)

渡邊 千裕
リーダー
生殖補助医療胚培養士

メッセージ

初めまして、培養士の渡邊です。
皆さんとお話しする機会は多くはありませんが、お預かりしている精子や卵子に話しかけながら日々お世話をさせて頂いています。
1人でも多くの元気な赤ちゃんになってくれるように努めていますので、些細なことも1つずつ解決し安心して治療を受けられるようにお気軽にご相談ください。

学会活動

「カルシウムイオノファ処理による受精補助症例の出生児調査」
(2014: 第17回日本IVF学会)
「カルシウムイオノファ処理にて卵子活性を施行した受精障害症例の出生児調査」
(2014: 第59回日本生殖医学会)
「配偶子の体外培養時間が受精および胚発育に及ぼす影響」
(2013: 第31回受精着床学会)