部門紹介

生殖技術部門

我々、生殖技術部門は卵子と精子を受精させ子宮に戻すまで、すなわち配偶子(卵と精子のことを言います)や受精卵が体外で過ごす全ての期間に対して責任を負っています。そして、実際にこの仕事を行うのが胚培養士です。(胚培養士の詳しいお仕事はこちらへ)胚培養士のレベルが体外受精の成績を左右すると言っても過言ではありません。レベルの高いクリニックには必ず質の高い胚培養士が在籍し、しっかりとした体外受精を行う培養室の管理がされています。

日本では、胚培養士の教育に統一した基準は設けられておらず、胚培養士の教育は施設間で大きな差があります。当院が他施設の培養室と差別化できるところは、日本人で唯一アメリカの体外受精培養室の管理責任者の資格を持つ院長の福田と、管理胚培養士である生殖技術部門長の水野が、協力して患者さまに質の高い生殖補助医療技術を提供するとともに、胚培養士の教育や培養室管理を行い、質の高い胚培養士の育成に努めていることです。安心してお越しください。(管理胚培養士とは日本卵子学会および日本生殖医学会が認定する資格で、培養室の設計、維持及び管理、胚培養士の指導並びに臨床医師への適切な助言などをおこないます。生殖補助医療に関する高度な知識と能力並びに倫理観が求められ、全国で水野を含め、いまだ数十名しか認定されておりません。関西で管理胚培養士が在籍するクリニックは極少数です。)

生殖技術部門のスタッフは世界最先端の胚培養技術を維持するため、国内のみならず海外の主要関連学会に参加し、研鑽を重ねております。また当院スタッフの研究発表は多くの方から好評を得ております。

2019年 生殖技術部門の研究発表

第60回日本卵子学会(2019年5月25日~26日)

  • 凍結胚移植由来の児が過重となる要因の解析

第31回レーザー治療学会(2019年6月22日~23日)

  • 生殖補助医療における半導体レーザーの役割

ESHRE 36th Annual Meeting(2019年6月23日~26日)

  • Frozen-thawed transfer (FET) increases birth weight of female babies only, but not male babies from our analyses of 2578 neonates in a solo practice.

第37回日本受精着床学会(2019年8月1日~2日)

  • 未成熟卵体外成熟-体外受精 (IVM-IVF)と体外受精 (IVF)における胚盤胞期胚移植妊娠成績の比較検討
  • 胚盤胞のグレードと生検後の生存率、孵化率との関係
  • 閉鎖型デバイス、Cryotop CLを用いたガラス化保存、加温後の胚移植により出生した児の予後について

第22回日本IVF学会(2019年10月5日~6日)

  • 液体窒素タンクが破損した際に生じる外観・液体窒素量・内部温度の変化

ASRM 2019 Scientific Congress and Expo(2019年10月12日~16日)

  • DELAYED BLASTULATION HAS NO IMPACT ON NEONATAL OUTCOMES IN FROZEN THAWED SINGLE BLASTOCYST TRANSFER CYCLES.

第64回日本生殖医学会(2019年11月7日~8日)

  • PGTにおける栄養外胚葉生検の出生児への影響