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3D超音波検査のご案内

2019.1.21
お知らせ

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超音波(エコー)検査機器の進歩はめざましく、最近では特に不妊治療領域で有用な機能が開発されるようになってきました。当院では3D(三次元)機能を搭載した超音波診断装置を診察室に導入しています。子宮内膜ポリープや粘膜下筋腫のように、大きさや部位の正確な把握が着床障害の診断に直結する可能性のある疾患では、通常の2D表示に比べて診断能力が向上します。子宮奇形は通常卵管造影検査(HSG)で診断していますが、HSGでははっきり確認できなかったのが、3D経膣超音波検査が有用だった症例もあります。また妊娠初期胎児の3D超音波はそのリアルさに驚かれることが多く、ようやく出会えた赤ちゃんの成長を実感していただけるものと思います。
検査時間は30秒前後で、通常用いる経膣プローブ(体内に挿入する器具)と同じ形状のものを使用しますので、3D検査で苦痛が増えるということはありません。なお検査内容によっては追加費用が発生する場合がありますので、ご了承ください。当院では今後も最新の機器・技術を積極的に取り入れ、日々の診療に役立ててまいりたいと思います。