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体外受精胚移植反復不成功症例及び原因不明の習慣流産症例を対象とした 「着床前スクリーニング(着床前検査)」の臨床研究

2018.10.29
お知らせ
生殖技術部門より

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これまで日本では日本産科婦人科学会の「着床前診断の見解」に基づき「臨床研究」として2004年より重篤な遺伝性疾患および夫婦染色体均衡型構造異常による習慣流産の着床前診断が実施されてきました。一方で適応を制限しないいわゆる着床前スクリーニング(着床前検査)については認められていませんでした。

しかし、この度、日本産科婦人科学会が主導となり、体外受精胚移植反復不成功症例及び原因不明の習慣流産症例を対象とした「着床前スクリーニング(着床前検査)」の臨床研究を実施することとなりました。その実施施設4施設にIVF大阪クリニックが指定されています。

既に患者様のエントリーは締め切っており、今からお申込みをいただくことはできませんが、この臨床研究の結果が出た段階で日本産科婦人科学会にて臨床に導入すべきかどうかが検討されることになっています。その判断によっては、患者様の治療の選択肢としてご提示できる日も遠くないかもしれません。

 

院長のブログ(着床前診断と着床前検査について)もご覧ください。

https://blogs.yahoo.co.jp/aisaku0206/47949760.html

https://blogs.yahoo.co.jp/aisaku0206/49401031.html

https://blogs.yahoo.co.jp/aisaku0206/49400147.html