遠方からお越しの方へ

遠方からお越しの方へ

当院へは北米・南米、アジア各国、そして日本全国より大勢の患者様がお見えになります。
遠方からご来院頂く患者様にも、より快適な治療環境を作るため、様々なサービスを行っております。

ミニマム・ステイ・IVF

世界最高の技術を全世界の皆様にご利用頂くために考案されたシステムです。 体外受精は、一定期間中に様々な治療を施すため、数回にわたって通院の必要があります。しかし、遠方にお住まいの方が通院するには、やはりコストもかかり、貴重な時間もお取りしてしまいます。
そこで、患者様が通院可能な医院様にご協力頂くことで、遠方にお住まいの方にも無理なく診療を受けて頂けるよう考えられたのが、「ミニマム・ステイ・IVF」なのです。
当院までの「距離」が原因で、体外受精にチャレンジ出来なかった方々に、ぜひご利用いただきたいシステムです。
人工授精、体外受精を希望される方は「重要なお知らせ」もご覧下さい。

システムご利用のメリット

交通費の節減

通院回数を可能な限り少なくするので、往復の交通費を節減できます。

滞在費と時間の節減

大阪滞在を出来るだけ少なくするので、滞在費と貴重な時間も節減できます。

実例スケジュールの一例

場所 実施事項 治療内容
3ヶ月前 自宅 初診・精液検査の予約をする
2ヶ月前 大阪 一日で準備を済ませる 初診
・血液検査(夫婦共に)
・インフォームド・コンセント
・精液検査
・カウンセリング
・スケジュール立案
1ヶ月前 1 自宅
21 スプレキュア点鼻開始
実施月 1 自宅 生理開始

IVF大阪クリニックへ連絡
3
7
11
協力医
(地元)
卵胞が育つ

IVF大阪クリニックへ電話
(採卵日決定)
・排卵誘発剤注射開始(当院に受診して頂く場合もあります)
・超音波
・hCG注射(夜間)
13 大阪 IVF大阪クリニック受診 採卵 媒精又は顕微授精
14 自宅 地元へ帰る
大阪 大阪へ 胚移植
28 自宅 地元協力医へ ・黄体ホルモン服用
・妊娠判定

地元での協力医について

「ミニマム・ステイ・IVF」を成功させるためには、まず地元でご協力いただける先生を見つける作業が必要になってきます。 たまたま、お近くに当院の関連施設があればご紹介可能ですが、ほとんどの場合はご自分でお探しいただかなければなりません。 以下の条件で、最寄の医院様にお電話していただき、協力医院をお探し下さい

※協力医院様をお探しになる際は、複数の医院にお電話された上でご判断されることをお勧めします。
※ご来院までに必ずしも協力医が決まっている必要はありませんが、決まっておられるほうが、よりスムーズに紹介状が作成できます。

協力医の条件

1 簡単な不妊治療が可能であること。
(経膣超音波検査で卵胞を見て頂ける医院のことです。)
2 FSH製剤が医院にあること。
3 HMG製剤があること。
4 夜9時~9時30分にHCGを打ってもらえること。
5 条件2,3が困難な場合、当院から薬剤を持参しても打っていただけること。
6 協力医は大きい病院である必要はありません。むしろ、ご近所の開業の先生の方が細かく相談にのっていただけることが多いです。
7 協力医は複数の先生でも構いません。
8 もし、来院までに見つからない場合は初診時に担当医とご相談下さい。

ご注意

※必ず初診予約時に「ミニマムステイIVF希望」とおっしゃって下さい。
来院されてからのお申し出では、ミニマムステイIVFはご利用できません。
※ミニマムステイIVF希望で来院されても、条件が整わない場合は、一般のIVFになることがありますのでご了承下さい。
※ミニマムステイIVFは、遠方から来られる患者様の体外受精専用のシステムです。
一般治療や人工受精には適応されませんのでご了承下さい。
※ほとんどが協力医での診察になりますが、当院で診察が必要になる日もございます。